太鼓台資料室 | 分布と名称 | TOP |
東限が三重県名張市平尾町の秋祭りに見られ、近畿地方では大阪府、京都府、奈良県、和歌山県の一部に見られ、山陽地方、四国各県、九州では、大分県、宮崎県、長崎県に点在している。 又、太鼓台の名称は、太鼓台以外に、布団太鼓、四つ太鼓、屋台太鼓、ダンジリ等と呼ばれる事が多いようだ。 |
●ちょっと変った名称 愛媛県広見町清水 ヨイヤセ 山口県熊毛郡上関町長島戎町 ドンデン 長崎県樺島町 コッコデショ 徳島 ヨイヤショ 中讃 サマショ ●豊浜町「ちょうさ」語源諸説 さぬき豊浜ちょうさ祭りより抜粋 (1)昔、張子公という中国人が高松藩へ亡命し、松平氏の庇護を受けていた時、領内 の道路を修理する一策として、支那の様式によって太鼓台が作られ、村内を練り歩くようになった。その結果道路が修理され、橋が掛け替えられ、領内の交通が非常に便利になった。領民は彼の功績をたたえ、太鼓台の事を「張さんと呼びいつのまにかそれが「ちょうさ」に変ったという説。 (2)「七重車」(しちじょうしゃ)の七がとれて、「ちょうさ」に変ったという説。 (3)太鼓台を担ぐ時の、「チョーオーサー」という掛け声から、この呼び名が生まれたという説。 |